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故郷への感謝を胸に、未来へ続く道を拓く

私は群馬県世良田地区で生まれ育ち、前橋工業高校を卒業後、SUBARUでのライン作業を経て、外構工事の世界へ足を踏み入れました。土日のアルバイトで始めた外構工事に天職を見出し、23歳で「西村興業」を創業。当初は下請け中心でしたが、自ら積極的に営業活動を行い、元請け工事の割合を半分以上にするなど、経営体質を大幅に改善して参りました。

平成8年には有限会社化、令和元年には株式化を果たし、前期には売上5億円を達成。社員と共に北海道旅行へ行くことができました。これもひとえに、皆様のご支援と社員一同の努力の賜物と深く感謝しております。

建設業界は現在、職人の高齢化と人手不足という課題に直面しております。しかし、当社は自前の車両と重機を保有し、従業員が高い向上心を持って新しい技術の習得にも積極的に取り組んでいます。その結果、仕事のスピードが向上し、給与や休日など働き方改革にも繋がっています。また、資格や免許取得なども全額会社負担でバックアップしており、社員一人ひとりの成長を全力でサポートしています。私自身も現場に立ち続けることで、現場とのギャップを最小限に抑え、より良いものづくりを目指しています。

当社が求めるのは、学歴や経験年数ではなく、常に丁寧な仕事をいかに早くできるかを考えられる人材です。現在、カンボジア人4名を含む多様な人材が活躍しており、大型ダンプドライバーでは女性も活躍しています。

長年の目標であった群馬県の工事評価Aランクを、2024年にようやく取得することができました。しかし、これは決してゴールではありません。Aランクを維持し続けるためには、技術の向上や会社としての成長が不可欠です。Aランクを維持し続けることで、請ける工事金額に上限がなくなり、更なる飛躍を目指すことができます。

そして、私自身も現場に出なくても会社が回るよう、次の世代にバトンを渡せるよう、社員の育成と会社の体制づくりに邁進していく所存です。

これからも、故郷への感謝を胸に、社員一同と共に未来へ続く道を拓いて参ります。

代表取締役　西村 忠勝